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2014年の中国経済の主要データ 新常態の中で安定的に推移

人民網日本語版 2015年01月21日13:33

国家統計局は20日、2014年の国民経済の主な統計データを発表した。それによると、中国の14年の国内総生産(GDP)は63兆6463億元(約1210兆円)で、初めて60兆元(約1140兆円)を突破した(速報値)。物価変動を除く実質で、前年比7.4%増。国家統計局の馬建堂局長は「国民経済は新常態の中で安定的に推移しており、安定的な成長、構造の最適化、質の向上、国民生活の改善といった良い状況が見られている」と指摘した。人民日報が伝えた。

14年、農業生産状況は比較的良好で、工業生産も合理的な範囲にとどまった。市場販売は安定的に成長し、通年の社会消費財小売総額は26兆2394億元(約498兆5千億円)、名目成長率は12.0%(価格要素を差し引いた実質成長率は10.9%)となった。

国民所得も引き続き増加し、全国住民の1人あたり可処分所得は2万167元(約38万3千円)、名目成長率は10.1%(実質成長率は8.0%)となった。全国住民の1人あたり可処分所得の中央値は1万7570元(約33万3800円)で、名目成長率は12.4%。14年の全国住民のジニ係数は0.469。

雇用は全体的に安定しており、昨年末の時点で全国の雇用者数は7億7253万人(前年末比276万人増)、うち、都市部の雇用者数は3億9310万人(前年末比1070万人増)だった。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年1月21日

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