はしかの症状
はしかウイルスへの感染から、発症までの潜伏期間は平均14日で、最短7日、最長で21日。主な症状は発熱や発疹、せき、鼻水、結膜炎などで、肺炎などの深刻な合併症を伴うケースもある。
はしかと診断された場合、患者は、病院か家で隔離治療を受け、感染拡大を防止しなければならない。また、患者と密接に接触していた周囲の人は、すぐにワクチン接種を受けなければならない。
疾病予防コントロールセンターのはしか予防アドバイス
清潔にし、室内の換気をする。病院に行かなければならない場合、マスクをするなどして、感染拡大を予防する。
保護者は、なるべく子供を人混みに連れていかないようにする。幼児の場合、生後8カ月に1期ワクチンを、1歳半時に2期ワクチンを、6歳時に3期ワクチンを受ける。
はしかに感染した場合、関連の機関の指示に従い、感染拡大を防ぐ。関連の機関によって、感染の危険が高いと判断された人は、はしかワクチンを緊急接種する。患者が家で治療する場合、家族に感染しないよう隔離を受ける。
はしかウイルスの潜伏期間は長いため、はしかの患者が発生した学校など人が集まる施設では、最後の患者が発病してから21日間、新たな感染者がいないか観察し、感染者がいた場合、すぐに関連の機関に報告する。感染者が確認された施設は、集団で行う活動や会議などを中止し、感染拡大を防ぐ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月29日