広州市衛生局によると、市内のデング熱患者は、今月13日までに、累計400人に達した。これらの患者は、越秀区東山街、白雲区、南沙区大崗鎮に集中している。患者が最も多く確認されたのは越秀区で、計191人に上った。デング熱は、白い縞模様の「シマカ」を媒介とし、毎年夏に突然発生するウイルス感染症で、広東や東南アジア地域で頻繁に発生する。広州では6月、今年最初の患者が確認された。これは、例年より1カ月ほど早かった。広東省疾病予防コントロールセンターは、デング熱の感染拡大を防ぐために、地面に溜まった汚水を積極的に取り除くよう、市民に呼びかけている。広州市は、7月から8月にかけての毎週金曜日午後、全市を挙げて蚊の駆除活動を一斉に実施している。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年8月21日