中国物流調達連合会と国家統計局サービス業調査センターの発表によると、今年1月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.8%で前年同月比0.3ポイント低下した。12の個別指数を前月と比較すると、受注残高指数、製品在庫指数、サプライヤー配送時間指数がやや上昇したほかは、軒並み低下した。輸入指数、購入価格指数、経営活動予想指数は低下幅が目立ち、いずれも1ポイントを上回った。ここから経済成長が今なお低下傾向にあることがわかる。
これと同時に発表された1月の非製造業ビジネス活動指数は、前月比0.4ポイント低下したが53.7%には達し、前年同期比では0.3%の上昇だった。ここから非製造業の経営活動が安定して急速に成長する状態にあることがわかる。
製造業PMIの動きをみると、1月は生産指数が51.7%で前月比0.5ポイント低下、新規受注指数は50.2%で同0.2ポイント低下、新規輸出受注指数は48.4%で同0.7ポイント低下、生産経営活動予想指数は47.4%で同1.3ポイント低下だった。企業規模別にみると、大規模企業、中規模企業、小規模企業の生産経営活動予想指数がいずれも50%を下回り、42.5~48.7%にとどまった。
非製造業ビジネス活動指数の動きをみると、1月は非製造業PMIを構成する個別指数の中で、新規輸出受注指数、従業員指数、サプライヤー配送指数、業務活動予想指数が前月より上昇した。このうち新規輸出受注指数は同0.4ポイント上昇し、従業員指数は同1.2ポイント上昇した。その他の指数は軒並み低下し、低下幅は0.2~2.5ポイントとなった。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年2月2日