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勐康通関地 「開街」から開放へ

人民網日本語版 2015年02月02日14:00

第1回雲南省江城県・勐康通関地国境特色貿易交易市場が先月24-26日、開催された。勐康通関地の国境貿易が日常化する幕開けとなり、今後毎月4日、14日、24日、中国・ラオス両国のビジネスマンが通関地で輸出入を行う。双方経済貿易の発展、さらにより深まった協力と開放に、堅固な基盤が築かれた。

■高い人気のラオス商品

期待を胸に訪れた数多くの中国人顧客が24日早朝、市場をびっしりと囲んだ。ラオス人ビジネスマンの車が到着すると、待ちきれずに駆け寄り、好奇心に目を輝かせながら、ラオス人ビジネスマンが持ち込んだ「喜び」に期待を馳せる。今回の交易イベントでは、ラオス人ビジネスマンの商品は野菜、コメなどの農作物、そしてビール、石けん、飲料など日用百貨が中心。一見普通の商品が、むしろ中国人顧客の人気を集めている。

「ラオスの野菜は農薬や化学肥料を使っていない。とても自然」、と街を訪れた李さん。ほとんどの顧客はラオス産野菜は無農薬・有機野菜とみており、量の多少にかかわらず買付ける。一部の中国人はビジネスチャンスをにらみ、ラオス人ビジネスマンから大量の野菜、コメなどを買付け、国内に持ち込み小売し、ラオス産食品の「有機」で儲けを考えている。

ラオス産食品の珍しい包装、秘密めいた文字に惹かれる顧客もいる。またラオスのビール、飲料、タケノコの酢漬け、藤工芸品などはいずれも、異国情緒を感じさせる味やスタイルが、中国人顧客の人気を引き寄せている。

■「開街」で得られた「開放利益」

大まかな統計によると、先月24日から26日までの勐康特色農産品交易市場の開催期間中、計316社、1万6千人以上が商談に訪れ、初日だけで成約額は128万元(1元は約18.7円)に達した。勐康通関地につながる道路では、街に向かう中国人ビジネスマンの乗った車で2キロの渋滞となった。

数多くの顧客があっという間にラオス産商品を買い取るため、ラオス人ビジネスマンにも自ずから売上が見込める。記者は現地で、ラオス女性が簡単な中国語を話し、半時間あまりで100元以上の商品を売りさばいたのをみた。


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