2015年6月3日  
 

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日本企業、中国人観光客を狙って、あの手この手の作戦展開 

人民網日本語版 2015年02月17日08:22

在日本中国大使館の情報によると、今年1月に日本が中国大陸の観光客に発給した訪日査証(ビザ)の件数が25万件に達したことがわかった。これは、1月としての最高記録となる。今年の春節に訪日する中国人観光客は前年より大幅に上昇する見込みだ。経済参考報が伝えた。

高い購買力を持っている中国人観光客は、海外での買い物を好み、これまでも各国の企業から歓迎されてきた。日本観光庁が発表した統計データによると、2014年に訪日した中国大陸部の観光客は240万9200人で、消費総額は5600億円に達し、1人当たりの平均消費額は23万1700円となった。これは、韓国人観光客の1人当たりの平均消費額7万5800円の3倍以上、台湾観光客の平均消費額の2倍近くにあたる。

春節期間の中国人観光客による「買い物」のピークを迎え、日本企業は早々に豊富で多彩な質の高い商品を取り寄せ、中国人観光客の財布を狙って、さまざまなプロモーション活動を行っている。

三越伊勢丹ではわざわざ専任のファッションデザイナーを雇い、中国人が好む素材を使って、中国人男性の体型的特徴に合わせた高級スーツを国内でデザイン・生産している。このウールブレンドスーツの価格は、14万4000円となっている。

西武百貨店では18Kのゴールドフレームを使用した眼鏡を販売。大丸松坂屋ではダイヤモンドのリングやネックレスなどが入った100万円の宝飾の福袋を用意している。高島屋百貨店では、近年10万円から20万円の鉄瓶が中国人観光客の人気を集め、売れ行きが好調となっている。このため、同百貨店では、中国人の鉄瓶ブームに対応して、春節期間に中国人観光客向けの129万6000円の高級鉄瓶を追加注文して販売している。また、シチズンは、中国人観光客の好みを取り入れてデザインした、5万円前後の自動巻き腕時計を生産している。


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