銀聯カード使用可と書かれたボードが吊るされた
■米ロサンゼルス、中国を理解するための勉強会を開く
米国政府は、昨年旅行やビジネスを目的で米国を訪問する中国人を対象に、有効期限が最長10年の短期滞在数次査証(マルチビザ)を導入した。
ランガムハンティントンホテルの団体セールス部のマネージャーは、中国人宿泊客の習慣を理解するための勉強会に参加した。勉強を通して、中国人宿泊客の部屋には電気ケトルやカップヌードル、箸を準備しておくほうがいいことや、中国語の地図を用意するべきであることを学んだ。また、中国人はツイッターやフェイスブックではなく、微信(We Chat)を使うことや、検索エンジンも、グーグルではなく、中国の百度を使っていることなども知った。
中国人観光客の強力な購買力は、歩く財布と揶揄(やゆ)されている。米国カリフォルニア州の観光部門のデータによると、2013年に中国人観光客がカリフォルニアで消費した額は19億ドル(約2255億4900万円)に達し、2014年はさらに増加する見込みだ。新ビザ政策の実施後、米国を訪れる中国人の数もさらに増え、消費額もおそらく上昇し続けることだろう。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年2月25日