2日夕方、タイ・チェンライのホワイトテンプル(ワットロンクン)を訪れていた中国人観光客(女性)がトイレの使った際のマナーの悪さに愛想を尽かした寺院側が、「3日の朝以降、中国人観光客の入場を禁止する」と宣言した。寺院は半日後、中国人観光客の入場を再び認めたが、一部中国人のマナー違反行為が原因でこのような騒動が起きたことについて、心を痛めたのは、大多数の中国人観光客だ。海外の観光名所の中には、「中国語の注意書き」を掲げ、中国人にマナーを守るよう警告しているところも多数ある。春節(旧正月、今年は2月19日)期間の休暇がすぐ近くに迫ったこともあり、人民網観光チャンネルは、連休中に海外に出かける中国人がマナーを守って楽しい旅行を行えるよう、国内のネットユーザーが海外で見かけた「中国語の注意書き」を取りまとめ、海外旅行中に心がける点をくまなく拾い上げた。 人民網が報じた。
海外の各観光名所に掲示されている「中国語の注意書き」は次のとおり。
○サンフランシスコ(米国)
路線バスの車内に、「前方の座席は、高齢者と身体障害者のための専用座席と法律で定められています」と中国語で表示されている。
○水の都ヴェネツィア(イタリア)
観光エリアの入り口には、「中国人観光客は、観光地でむやみにゴミを捨ててはならない」「観光地で甲高い声で騒いではならない」「観光地でむやみに落書きしてはならない」」という3つの注意書きが中国語で表示されている。