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ユニクロ 来年カナダ市場進出 トロントに2店舗

人民網日本語版 2015年02月26日13:29

日本のファストファッションブランド・ユニクロは、海外での業績の好調さを後ろ盾に拡張を続けている。このたびはカナダ市場進出の最初の拠点を発表し、2016年秋にトロントで2店舗を開設する計画を明らかにした。バンクーバーでの店舗開設も検討中という。「北京商報」が伝えた。

ユニクロのトロント店が入る2つの大型ショッピングセンターは、どちらもキャデラック・フェアビューグループが所有するものだ。一つはイートン・センターで、ユニクロの店舗面積は2万8千平方フィート(約3111平方メートル)に上り、同じくファストファッションのH&Mの隣になる。もう一つはヨークデールショッピングセンターで、ユニクロ店舗面積は2万4千平方フィート(約2666平方メートル)となり、同センターの増設部分に入居する。この増設部分には米系デパートのノードストロームの店舗のほか27店舗が入ることになっている。ユニクロUSAのラリー・マイヤー最高経営責任者(CEO)は、「カナダ市場進出はユニクロの一里塚であり、発展戦略における重要な一歩」と話す。

ユニクロの親会社ファーストリテイリングの昨年8月31日を年度末とする財務報告のデータをみると、日本のユニクロの収益は前年度比4.7%増加して7516億円に達し、利益は同11.6%増加して1063億円に達した。収益と利益の伸びは、各店舗の売り上げの伸びに支えられている。一方、海外のユニクロの伸びは著しく、収益は同64.7%増加の4136億円、利益は同165.1%増加の329億円に達し、これらの伸びは店舗数の急速な増加に支えられている。昨年8月末現在、海外のユニクロ店舗数は187店から633店に増え、ファストリによれば、ユニクロのグローバル業務で一番大事なことは、引き続き新店舗開設のペースを加速させることだという。ファストリの収入源は今なお日本市場が中心だが、海外市場の占める割合もどんどん大きくなっている。14年11月末時点の海外店舗数は695店で、前年同期比183店増加した。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年2月26日

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