■52歳で中日交流の使命を担う
さまざまな非難を受けたものの、帰化した後も任氏は依然として頻繁に中日両国の間を往来し、両国スポーツ界の使者としての役割を担っている。2008年に開催された北京五輪では、任氏は中国女子ソフトボール代表監督を務めた。その後の2011年、任氏は日本女子ソフトボールの代表監督に招聘された。そして、先週、任氏は再びこの重責を担うことになった。日本での生活はすでに27年になったが、任氏はいまでも自分を中国人だと思っている。2007年8月8日、任氏はNHKに招聘されて北京を訪れ、北京五輪のカウントダウン番組の解説を務めた。東京会場の解説者は当時中国シンクロナイズドスイミング代表監督を務めていた井村雅代氏が担当した。「その後、私たちは冗談を言って笑いあった。私たちが今いる場所は反対だね。あなたは中国。私は日本にいる」。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年2月27日