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なぜ日本人の歯並びは悪いのか? (3)

人民網日本語版 2015年02月27日09:00

■大阪大学の瀬村教授の説

大阪大学の瀬村教授の説によると、日本人の歯が不揃いな要因は、肉を食べるときに骨をしゃぶりついて食べないからだという。日本と中国の生活習慣の研究を経た上で、瀬村教授は突然この事実に気が付いた。日本人との違いは、中国人は肉を食べるとき、骨も一緒に食べる習慣があるということだ。紅焼排骨(スペアリブの照り焼き)、氷糖肘子(豚の蹄の甘辛煮)といった典型的な中国料理はすべて骨をしゃぶる必要がある。海外に行っても、飲食において保守的な中国人は、依然として骨付きの肉を食べる習慣を持ち続けた。医学的な視点から見ると、この件は非常に合理的に説明できる。子供が骨をしゃぶる時、歯茎に強烈な圧力がかかる。この圧力は歯茎にとって一種の良い刺激となり、これによって歯は十分に伸び、歯が生え替わった後も、きれいに揃った歯が生えてくることになる。最後に、瀬村教授は刀を例えに、骨をしゃぶる場合としゃぶらない場合の歯について解説した。「中国人の歯はしょっちゅう骨をしゃぶるので、よく研がれた刀のように鋭く、美しくなる。日本人の歯は、骨をしゃぶらないので、鞘の中で錆びてしまった刀のように、質が良かろうと、悪かろうと、力を発揮することができない」。

このことは、第2次世界大戦中、日本人に大きな問題をもたらした。戦闘機のパイロットを選ぶ際、半分以上の人がなんと乱杭歯のせいで淘汰されたのだ。乱杭歯と酸素マスクがしっかり噛み合わないので、パイロットにはなれない。瀬村教授はこの先天的な欠陥は日本のパイロットの数や資質に制約を与えているという見方を示した。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年2月27日        


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