第12期全国政治協商会議(全国政協)第3回会議の開幕を控えた3日午後、全国政協委員である、中国民用航空局の李家祥局長は人民大会堂で取材に応じ、「マレーシア航空MH370便の失踪からまもなく1年がたつ。中国の民間航空部門は現在、マレーシア、オーストラリアと共同で捜索プラットフォームを立ち上げており、捜索活動は今も続いている」と述べた。人民日報が伝えた。
また、台湾の復興(トランスアジア)航空の墜落事故について、李局長は「大陸部の民間航空部門と一部の専門家が事故の調査活動に参加しており、共同調査を通じて事故原因などを研究している」とした。
李局長はさらに、「国産旅客機C919の建造は、秩序立てて着実に進められている。すでに胴体部分は完成し、現在は組み立てが行われている。航空機製造の安全性と信頼性を確保しつつ、今年は組み立ての完成と試験飛行の実施を目指す」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年3月4日