2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

今日は元宵節 様々な餡のもち米団子「湯円」が登場

「腐乳餡の湯円」が「最低の一品」に

人民網日本語版 2015年03月05日14:06

中国では今日、元宵節を迎えた。今年の元宵節は木曜日にあたり、仕事がある人がほとんどであることから、家族が集まって一緒に湯円(家族円満を願って元宵節に食されるお団子)を作って食べることは難しい。読者の中には、それでも、湯円を食べるつもりの方がいるだろうか?中国新聞網生活チャンネルとマーケティング企業の北京数字100市場研究公司がそれぞれで実施した小規模な調査によると、ネットユーザーのうち、「元宵節に湯円を食べる風習を続けている」と答えた人は約8割に上り、「元宵節に食べる湯円は自分で買う」とした人は7割を上回った。「ゴマ餡入りの湯円が好き」なネットユーザーが約半数に達した。一方、元宵節の「ブラックグルメ(最低の一品)」という評価を得たのは、「腐乳(豆腐を麹と塩水につけて発酵させた食品)餡湯円」だった。中国新聞網が報じた。

元宵節に湯円を食べることは、中国の伝統的風習だ。調査データによると、「元宵節に湯円を食べる風習を続け、毎年食べている」と答えたネットユーザーは8割近くに上り、「元宵節に湯円は長年食べていない」とした人は1割にも満たなかった。今年の元宵節はちょうど木曜日にあたったため、「自分で湯円を買って食べる」人は70%を上回った。「職場から湯団が支給される」「親しい友達が湯円をプレゼントしてくれる」人は2割弱だった。

湯円の作り方は、国内各地まちまちだ。団子の中の餡はここ数年、絶えず新しいタイプのものが登場している。昔から馴染みのあるゴマ餡、小豆餡、落花生餡、チョコレート餡、ひき肉餡のうち、ネットユーザーの約半数が、「ゴマ餡が好み」と答え、「小豆餡が好き」とした人は約20%だった。この2大餡に対する人気が普遍的であることとは対照的に、「ひき肉餡」に対するネットユーザーの好みは、中国新聞網生活チャンネルの調査結果と数字100市場研究の結果の間には、かなり大きな隔たりがあった。数字100市場研究の調査データによると、11.2%が「ひき肉餡が好き」と答えたが、中国新聞網生活チャンネルの調査結果では「ひき肉餡が好き」と答えたネットユーザーは皆無だった。

調査結果を総合的に見たところ、中国人が好きな湯円の餡は、まさに各種各様だったが、「敬遠する」餡はほぼ一緒だった。「どの餡が、元宵節の『ブラックグルメだと思いますか?」との問いに対し、半数以上が「腐乳と漬物肉の餡」と答え、「腐乳餡湯団」が、最終的に元宵湯円の「ブラックグルメ」に輝いた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年3月5日

関連記事

コメント

最新コメント