米ブルームバーグは現地時間3日、世界51カ国の「苦痛指数」を発表した。世界で「苦痛指数」が最も低く、人々が幸せに暮らす国家上位3カ国は順次、タイ、スイス、日本で、中国大陸部は第7位だった。海外メディアの報道を引用して新京報が伝えた。
「苦痛指数」は、「インフレのレベル」と「失業率」という、人々が最も不快に感じる2大指数に基づいて算出される。その国の苦痛指数が低ければ低いほど、国民はより幸せを感じることになる。
タイでは、昨年5月に軍事クーデターが起こった。2015年の国民一人あたりGDP予想ランキングは、「苦痛指数」が最も高いベネズエラに及ばないほどだが、統計によると、タイは世界で最も幸せな国のトップに立った。この結果は、失業率が異常に低いことに起因する。タイの失業率は1%未満で、インフレも起こっていない。
先進諸国の中で、最も幸せな国はスイスだった。ブルームバーグの推測によると、スイスの2015年の失業率は3.3%、物価は0.9%下落する見通し。これは、欧州先進国としては、極めて良好な数値といえる。