この答えは日本の「悩みの種」に対する中国の誠意を示している。
中国人が最も好む古典は孔子の論語で、小さい頃からそらんじている。論語は「人にして信なくば、其の可なるを知らず。大車輗なく、小車軏なくば、其れ何を以て之を行らんや」と指摘している。信用を重んじないのなら、その人を評価できる点は何もないということだ。大車に輗がなく、小車に軏がなければどのようにして動かすことができるのだろうか。
民は信なくば立たず、国も信なくば立たず。国にして信なくば、「其れ何を以て之を行らんや」。
世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年にあたり、日本は侵略の歴史を否定し、うやむやにして、負の資産を引き続き背負っていくのか、それとも侵略の歴史を真摯に深く反省して、身軽になって前進するのか。われわれは見守っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年3月9日