北京駅と北京西駅を地下連絡トンネルで結ぶ「地下直径線」は、北京駅から出発し、崇文門三角地の最終地点で地下に入り、前三門大街に沿って西に向かい、前門、宣武門、天寧寺、蓮花池東路の地下を通り、北京西駅に到着する。北京晨報が報じた。
2駅を15分で結ぶ 乗換は一旦改札口通過か
今月20日、鉄道ダイヤが調整され、2005年から工事が始まった地下直径線が試運行される。同線は全長9.15キロ、走行時間15分。現在、北京駅と北京西駅を行き来するためには、路線バスか地下鉄に乗らなければならず、30-50分かかる。地下鉄に乗った場合、何度か乗換が必要で、一方の路線バスの場合、渋滞に巻き込まれる恐れもある。つまり、地下直径線が開通すれば、旅客の北京駅-北京西駅間の行き来に必要な時間が大幅短縮されることになる。
河北省の石家荘と承德を結ぶK7742/3便とK7744/1便が、同地下直径線を初めて試運行する列車となる。ただ、北京駅-北京西駅間の乗車料金はまだ発表されていない。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月10日