2015年6月3日  
 

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華人は日本でいかに爆竹を鳴らすか (2)

人民網日本語版 2015年03月11日10:02

▽日本の習わし

日本の華人がなぜこのように爆竹を鳴らすかを考えるには、日本の習わしについて考える必要がある。習わしとは、暗黙のルールのことである。はっきりとは言わないが、はっきりしていないわけではない。誰もが知っているためにはっきり言ってしまうと、くどい感じが免れない。コンピューターの「デフォルト」のようなものである。

日本の習わしは、他の人に迷惑をかけないということである。どんなに人と違っていても、他の人に迷惑をかけないのなら何をしてもいい。また他の人がどんなに常軌を逸していても、自分や公共環境に損害を与えない限り、介入する権利はない。

 

爆竹には3種類の外部へのマイナス面がある。第一に、騒音。第二に、空気に広がるチリ。第三に、地面に残るゴミ。騒音はひどいが一瞬のもので、鳴らし終われば過去のことになる。面倒なのはチリとゴミであり、すぐにはなくならない。「他の人に迷惑をかけない」という原則からいくならば、爆竹を鳴らした人は、ゴミと空気中のチリの後始末をする必要がある。後で処理するよりは、事前に対策を打っておいた方がいい。聡明な華人たちはそこで、ドラム缶を考えついたのである。


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