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独首相が日本で歴史問題に3回言及「歴史の直視で国際社会に受け入れられる」 (2)

人民網日本語版 2015年03月11日13:10

 「安倍談話」に関する政府有識者会議の北岡伸一・座長代理も9日の国際シンポジウムで、日本がアジア諸国を侵略したことを談話で明確に認めてもらいたい考えを表明した。

 「村山談話を継承し発展させる会」の共同代表を務める鎌倉孝夫・埼玉大学名誉教授は10日、人民日報の取材に「村山談話の重要な意義は、第2次世界大戦中に日本が中国などに対して侵略戦争を発動したことは歴史的事実であり、改竄はできないことを日本の指導者と国民に警告したことにある。史実を直視し、侵略を反省することの意義は、同様の歴史の悲劇を繰り返さないようにするためだ。だが日本はこの史実に対する認識が明らかに不足しており、日本の歴史教科書が中国侵略の史実に簡単に触れるだけなのも間違っている」と述べた。

 姜尚中・聖学院大学学長は朝日新聞の取材に「メルケル首相は講演でヴァイツゼッカー元大統領の言葉を引用して、ドイツが敗戦をナチスからの『解放』と見なしていることを強調し、歴史を直視したことがドイツが国際社会に受け入れられる前提になったと明言した。これは日本社会に対する重要なメッセージであり、『安倍談話』に対する間接的な提言だとも考えられる」と指摘した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年3月11日


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コメント

最新コメント

城戸圭子   2015-03-1258.106.48.*
時間がたてば歴史認識が薄れて苦労知らずに育った人は人ごとにすぎない。震災で犠牲になった人々の思いを知って戦争で殺された人の家族の思いを学ぶべきだ。メルケル首相は堂々と発言して本当に素晴らしい生命の鏡を持っていらっしゃる。日本はそのような人の言葉を真摯に受け止めてほしい。それを曲げて言い訳するのが日本人特有の民族性。全く腐っている政治家が多い。正しいものを正しいと思えない。見えない。日本を支えている人に対して認めようとしないたとえ汚い娑婆世界であろうと私たちは知っている。最高の法を持って政治を監視するのだ。勇気こそ最高の宝。
空又 覚造   2015-03-1160.52.92.*
昔から日本に「本当の友人はいない」と言われています。それは歴史的反省をしない勢力が日本に一部あり,政権中枢にあって貴国を始めとする隣国に無礼な言動を吐き,あるいは教科書で日本軍の侵略はなかったなどと記述を強要する自公民右翼勢力が,今日存在するからです。 また一般国民の中にも日本軍国主義の歴史を反省しない勢力があり,世界の顰蹙を買っていることに気がつかないのです。喩え気がついても,おらが先生(代議士)が当選すれば利益に預かれるので歴史の恥部を見て見ぬ振りするのです。  日独伊によって被害を被った国々が戦勝70周年記念行を祝う中でどの戦勝国にもまともな顔を下げて出席できないのが,安倍自公民政権。侵略がなかったと思っているのですから,どうしようもないのです。そんな中で同じ敗戦国のメルケル首相に3度も「日本が歴史認識を改める」よう言われるとは,日本人として恥ずかしい限りです。 貴国中国,韓国を始めとして南洋の国々にも日本国政府及び右翼は,潔く過去の罪を認めて謝罪すべきです。