英国のウィリアム王子の中国訪問で注目を集めたのは英国王室の憂慮すべき生え際だった。キャメロン英首相も一時「頭頂の危機」に陥ったが、ここ数年は髪がまた豊かになり、右分けから左分けに分け目を替え、このスタイルを維持している。英国のあるスタイリストはかつて「大物になりたい政治家は自分らしい髪型を探してこれを維持すれば、シンボルとなり、姿を見ただけで自分だと分かってもらえるようになる」と語っている。新京報が伝えた。
【左分け】政治家に多い左分け
ロシアのプーチン大統領は髪が薄く、生え際も後退気味で、頭に張り付いた個性的な短髪をしている。少しのスキもなく力強いその印象は、硬派な政治スタイルにマッチしている。
韓国のこれまで2代の大統領も左分けだった。李明博前大統領は七三分けをシンボルとしていた。
現任の朴槿恵大統領は、巻き上げてボリュームを出したスタイルが特徴だが、やはり左分けである。観察すると、政界の大物には左分けが多いことがわかる。
【右分け】歴代の日本首相に多い右分け
アジアの政界には横分けが流行しているが、日本の政治家は右分けが多い。最近の歴代首相のうち、安倍晋三や麻生太郎、菅直人はいずれも右分けだった。
安倍晋三首相は普段、3週間に1回理髪する。安倍首相は、現在の自然な横分けは以前の七三よりも時代のトレンドに合っていると考えている。
【スタイリストの評価】
最新の研究によると、右分けは「暗さ」や「柔らかさ」のイメージを与え、左分けは「明るさ」や「力強さ」のイメージを与えるという。