国際機関上層部で活躍する中国人

　国際民間航空機間（ICAO）第204期理事会はカナダ・モントリオールの本部で投票を行い、次期事務局長に中国政府の推薦した柳芳氏を選出した。中国人としても女性としても初のICAO事務局長だ。中国中央テレビ（CCTV）が伝えた。

　影響力ある国際機関の上層部では近年中国人が増え、個人的魅力と共に日増しに強大化する中国の力を示している。

■陳馮富珍：勤勉で真面目な「国際公務員」

　2006年11月8日に陳馮富珍（マーガレット・チャン）氏が世界保健機関（WHO）初の中国人事務局長に就任した。香港衛生署長時代には1997年の鳥インフルエンザ対策、2003年のSARS対策で職務への献身、果敢さを示し、手腕を発揮して、深い印象を残した。