日本の市民団体が上映したドキュメンタリー『証言-侵略戦争』三部作のポスター(劉軍国・人民日報記者撮影)
「ドキュメンタリーを見終わって、大変重苦しい気持ちだ。少なからぬ日本人が侵略の歴史を知らず、誤った歴史認識を持っていることが懸念される。さらに恐ろしいことに、そうした誤った歴史認識を持っている人が社会で声を上げ始めていることだ。さらに多くの日本の若者が学校など教育の場でこの映画を見ることを希望する」と鈴木さん(女性)は語った。
「高校時代に当時の歴史をできる限り勉強したが、今日のドキュメンタリーを見て初めて、こうした侵略の事実の大部分を自分が知らないことに気づいた」と66歳の中村さん(女性)は語った。
「こうした生々しい証言を見るのは、言葉では言い表せない重苦しい気持ちだ」。
30分の間に、10数人が発言した。
画家の伊丹濯さん(27)は「今日のドキュメンタリーからインスピレーションを得た。今後、こうした侵略戦争に関する内容を絵画の題材にし、より多くの日本人が歴史を知る機会を得るようにしたい」と語った。