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中国、成人の約4割が不眠症 週末の寝だめが有効

人民網日本語版 2015年03月16日15:51

3月21日の「世界睡眠デー」を控え、中国睡眠研究会がこのほど発表した報告書によると、中国では、成人の38%が不眠症に陥っているという。スマートブレスレットを用いて睡眠モニタリングを行う人が増えていることについて、専門家は、「スマートブレスレットには、ある程度の心理的効果があるが、『睡眠日誌』を手書きでつけることの方が、臨床効果においてはるかに大きな効果がある」と指摘した。北京晨報が伝えた。

〇現代中国人の睡眠時間、1990年比90分減少

中国は今年の「世界睡眠デー」のテーマを、「健康な心理状態、良好な睡眠」と定めた。中国睡眠研究会の調査報告によると、中国では、成人の38%が不眠症の傾向を呈しており、最近1カ月間で「日中に居眠りをした」人は40%を占めた。

また、中国睡眠研究会によると、中国人の睡眠時間は1900年以来、年0.71分のペースで少しずつ減少している。ということは、現代中国人の睡眠時間は、1900年より90分短いことになる。


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