2015年6月3日  
 

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日本と中国における「礼儀」の違い (2)

人民網日本語版 2015年03月17日09:18

中国人は先祖代々贈り物をし、人の顔色を伺いながら成長してきた。しかし、今の日本社会では、「礼多人不怪」という諺は、単に言葉上のマナーや礼儀の範囲に限られている。日本人の贈り物は、中国人からすると、あまりにもケチくさく見える。日本社会では、贈り物は感謝の気持ちを伝えるための儀礼的なものにすぎず、常識をわきまえた範囲内で行うことが求められる。礼儀が過剰になると、逆に無礼となり、受け取る側に負担を感じさせ、余計な悩みを増やしてしまう。その結果、送り手の意に反して、日本人の「他人に迷惑をかけない」というタブーを犯してしまうことになる。

「礼儀は山の如し重く」という数千年にわたる抑圧は、中国人を逆境に強く、情勢判断力に優れ、臨機応変に長けた性格にさせた。唐の詩人白楽天の「野火焼けどつきず、春風吹いてまた生ず」(人生には様々な困難や問題があるが、どんな苦しみや難問もいつか必ず乗り越えられる)というように、中国人の生命力は世界でも他に並ぶものがない。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年3月17日        


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