中国科学技術部(省)のウェブサイトが発表した情報によると、中国衛星測位応用管理センター(以下、同センター)はこのほど、EU代表団とチェコの首都プラハで、北斗衛星測位システムとガリレオ衛星測位システムの第4回周波数調整会議を開いた。EU代表団は同センターが提起した周波数共用の理念を受け入れ、国際電気通信連合(ITU)の枠組み内で衛星測位システムの周波数の調整を行うことに同意した。人民網が伝えた。
中国・EUの衛星測位システムはこれにより、8年に渡る周波数調整を終えた。双方は協力し、共同発展を目指す。これは中国・EU衛星測位分野の重要な成果であり、双方の首脳会談で提唱された、衛星測位技術およびその応用に関する新たな提携分野の模索・育成を促し、衛星測位分野の応用を巡る協力推進につながることが期待される。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月17日