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北斗の高精度携帯電話 近く上海でお目見え

人民網日本語版 2014年12月04日15:08

上海のメディアがこのほど伝えたところによると、衛星測位産業の代表的な企業が共同で開発した国内初の高精度携帯電話「北斗」が、近く上海でお目見えすることになった。中国独自開発の測位用チップが搭載されている。「京華時報」が伝えた。

北斗携帯には独自開発の測位用チップが搭載され、衛星測位システム「北斗」の地上強化システムと連動することで、測位能力の精度が障害物のない環境では0.5~0.7メートルに、都市の総合的道路環境の下では3~5メートルに達し、現行の衛星測位システム(GPS)での10~20メートルを大幅に上回る。これはつまり、北斗携帯の超高精度の能力によって、高速道路や高架道路の複数車線において、地上の道路のバス車線や非車道も含めて、道ごとに精確なナビゲーションができるということを意味する。高精度の北斗携帯の開発成功は、高精度測位用チップや高精度衛星測位システムの重要技術で中国が大きな飛躍を遂げたことを示すものだ。また高精度の北斗がまもなく普通の人々の日常生活に入り込むことを意味する。

北斗携帯は上海北斗衛星導航平台有限公司、泰斗微電子科技有限公司、中興通訊株式有限公司がほぼ1年がかりで開発を成功させた。国内の経済の中心的産業や政府部門での使用も可能で、個人情報の漏洩を心配する必要はない。

現在、北斗関連の上場企業には北京北斗星通導航技術株式有限公司、航天時代電子技術株式有限公司、深セン市同洲株式有限公司、珠海欧比特控制工程株式有限公司などがある。このうち欧比特は昨年、上海北斗と北斗測位用チップおよびアプリケーションをめぐる協力枠組に調印し、北斗測位システムのチップのサプライヤーになった。同洲電子は投資家の双方向プラットフォームで、泰斗微電子の株式の6.46%を保有することを明らかにしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年12月4日

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