辻窪さんが小学校3年生だからといって侮ってはならない。辻窪さんは日本の暗算検定の最高位である10段を史上最年少で合格した実力の持ち主だ。日本のバラエティ番組にも何度も出演し、非常に高い知名度を誇る日本人公認の神童だ。生まれながらにして数字に敏感だったという辻窪さんは5歳の時に暗算教室に通い始めた。母親の薫さんは、「娘は暗算に対して強い関心を持ち、自主的に習いたいと言い出した」と語る。さらに、辻窪さんは、コンピューターのディスプレイにフラッシュ式で表示される数字の問題を、珠算式暗算を用いて計算するフラッシュ暗算も学んだ。
辻窪さんは昨年8月に京都で開催された全日本珠算選手権大会で優勝を飾った。同大会は日本全国を巡回して開催される大会で、昨年は、小学生から大人まで計599人が参加した。辻窪さんは小学生146人の中で突出した成績を収め、「小学生そろばん日本一」の称号を手に入れた。1954年から始まった同大会の60年の歴史の中で、小学校3年生での日本一は、史上最年少の快挙となる。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月18日