＜動画＞驚異的数学力の知的障がい青年

　先月17日夜、江蘇衛星テレビ「最強大脳」放送後、「中度の知的低下」とかつて診断された農村に住む青年・周瑋さん（22）は、わずか1分間あまりの時間に16桁の数字を14乗根する難題を解き、瞬く間にネット上で話題となった。

　上海交通大学数学学部の徐振礼・准教授が出題の監修をした。3問の極めて複雑な計算式だった。乗法があり、16桁の数字の14乗根があり、さらに乗法と開平の複合計算があった。徐准教授でさえペンと紙で計算したが、周瑋さんは暗算だけで答を書いた。

　この超人の人生も、番組で紹介された。周瑋さんは生後6カ月で難病にかかり、その後病院に「中度の知的障がい」と診断された。会話能力が衰え、周りの人と正常な交流はできない。入学を拒否された周瑋さんは、母親の度重なる訴えの結果、10歳でやっと1年生の「聴講生」となった。だが5年生まで学んだ後、退学を余儀なくされた。日常生活で、彼は毎日計算機で遊んでいる。驚異的数学力の天才ぶりが徐々に現われ、等差数列、自然数の高次冪乗、2桁、3桁、4桁の数字の相乗、大きな数字の平方、立方など、すべて瞬時に正確な答えを出すことができる。（編集HT）

　「人民網日本語版」2014年2月12日