番組で、台湾人姑の強い態度にたじろぐ日本人妻のAsamiさん(左)。 |
台湾緯来テレビの日本チャンネル「日本人妻の驚き」は世界各地の様々な習慣を紹介し、日本人妻の海外生活でのハプニングを報道しているが、27日に放送された「台湾編」が「台湾住民を誹謗している」として台湾地区のインターネット利用者の論議を呼んでいる。中国新聞網が台湾の中時電子報報道として伝えた。
報道によると、別のテレビ番組にゲスト出演した経験もある番組中の日本人妻Asamiさんは、台湾人の姑や夫とも以前に番組に出演した経験がある。彼女は番組内で、姑が彼女を支えてくれた。何度も離婚して日本に帰りたいと思ったが姑の説得と子どもの存在で耐えてきたと語った。
台湾のネット利用者は、同番組は台湾の姑と夫しか取材しておらず、偏った内容で台湾人の一般的な現象のように語るのは疑問だとコメントしている。
別のネット利用者は、番組は姑がAsamiさんの出演に合わせたもので、姑がイメージを犠牲にし、日本から来た撮影スタッフを熱心にもてなしたのに、日本人は「あまりに悪意に満ちていた」と暴露している。
報道によると、同番組はAsamiさんの台湾人の夫について「台湾人男性は美を追求している」としているが、全体的には、台湾人男性の整形や美の重視は日本人には遥かに及ばないと述べている。
また別のネット利用者は、台湾人の姑は態度が強く、台湾人は損得勘定が強く、自分撮りが好きで、中秋節などの面子を重視する文化などは確かに存在し、反論できないと語っている。
緯来は12月28日、日本の番組を忠実に翻訳しただけだとコメントし、日本側はこの一家を取材したが他の台湾人とは異なる可能性もあるが、日本人の眼に映る台湾を伝えたかっただけで誹謗の意図はないと述べた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月5日