商務部(省)は17日、定例記者会見を開催し、今年2月の商務の運営状況を紹介した。沈丹陽報道官は、中国とイスラエルの自由貿易協定の交渉について、次のように述べた。
中国とイスラエルの自由貿易協定の交渉はすでに、共同のフィージビリティスタディを完了している。結論は前向きなもので、今年のふさわしい時期に交渉をスタートすることになっている。
李克強総理は、今年の政府活動報告で、湾岸協力会議やイスラエルなどとの自由貿易協定を推進しなければならないとの方針を明確に打ち出した。湾岸協力会議とイスラエルはいずれも中国の中東地域と「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線の重要な経済貿易協力パートナーであり、自由貿易地域の設立は双方の経済貿易協力を促し、制度の枠組みを打ちたて、双方の協力レベルを高める措置となる。
中国と湾岸協力会議の自由貿易協定の交渉はすでに長年にわたって行われている。現在、中国と湾岸協力会議は前向きに交流し、難点の解決に努め、交渉ができるだけ早く進展するよう促している。中国とイスラエルの自由貿易協定の交渉も、双方がすでにフィージビリティスタディを完了し、結論は前向きなものだった。双方は今年のふさわしい時期に自由貿易協定の交渉を始動する。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年3月18日