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中央紀律検査委員会が国外逃亡犯逮捕の取り組みを紹介

人民網日本語版 2015年03月19日15:10

 中央紀律検査委員会・監察部のウェブサイトに17日、腐敗行為をした国外逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産没収に関する文章が掲載されている。文章は組織・機構、実態把握、通報の受け付け、対内調整、対外協力、協力ネットワーク、重要な成果の7つの観点から、第18回党大会で党中央が反腐敗の取り組みを高度に重視して以来の中央紀律検査委員会国際協力局の活動状況を整理し、国外逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産没収の9つの方法を明らかにした。法制日報が伝えた。

 文章によると、第18回党大会以来、党中央は腐敗行為をした国外逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産没収の取り組みを高度に重視し、各関係当局は緊密に協力して厳重な包囲網を張り巡らし、腐敗行為をした国外逃亡者の取締りを強化し、加速した。2014年にこうした活動の実務的な展開を推進するため、中央反腐敗調整チームは中央紀律検査委員会、最高人民法院、最高人民検察院、外交部(外務省)、公安部(公安省)、国家安全部(国家安全省)、司法部(司法省)、中国人民銀行(中央銀行)などの担当者からなる専門の弁公室を設立。中央紀律検査委員会国際協力局が事務機構として具体的活動を担うこととした。

 文章によると、国外逃亡者に関する情報を速やかに把握するため、中央紀律検査委員会は「党・国家公務員国外逃亡情報管理システム」を構築。中央国家機関、各省(自治区・直轄市)がこのシステムを通じて24時間、国外逃亡者に関する情報を速やかに報告できるようにした。

 2014年12月9日、中央紀律検査委員会・監察部のウェブサイトは国外逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産没収に関する通報を国内外から受け付ける窓口を目立つ位置に開設した。開設以来、アジア、欧州、米州等海外から通報が寄せられただけでなく、国外逃亡役人の追跡に協力したいとの申し出もあった。

 中央反腐敗調整チームの統一計画の下、各関係当局は国外逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産没収活動の内部調整制度を設け、特別活動を展開し、多角的なアプローチと総合的施策によって、活動の全体的合力を形成した。

 文章はこうした活動についての外交部のプレスブリーフィング、最高人民検察院の招集した全国検察機関特別活動計画会議、公安部の実施した特別活動「猟狐2014」プレスブリーフィングの写真も掲載している。


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