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振られた男性が結婚の強制執行を裁判所に要求

人民網日本語版 2015年03月23日11:16

とある結婚相談所で何度も婚活に失敗している男性が、怒りのあまりその結婚相談所を詐欺だと法院(裁判所)に訴え出た。一審の判決に不服だった彼は控訴し、さらに中山市の政府機関に勤める女性公務員との結婚の強制執行を法院に要求した。広州日報が報じた。

記者が中山市中級人民法院から前日得た情報によると、控訴審の判決はまもなく出るとのことで、男性の控訴を棄却し、原判決を維持する模様である。

今年34歳の趙亮(仮名)は中山市で現金輸送警備を勤めている。2013年、彼は中山市のとある大手結婚相談所に登録し、婚活をはじめた。その際、結婚相談所と1ヶ月以内に最低でも3名の条件に合う女性を紹介することを定めた“結婚仲介契約”を結び、結婚相談所に1000元(1元は約19.3円)を費用として支払った。その後、結婚相談所は彼に4名の女性を紹介したが、彼は満足しなかった。

中山市第一人民法院の質問に対し、趙亮は「契約書は結婚相談所が責任をもって書いたものであり、当時自分と同じぐらいの身長(160cm前後)の女性を希望したにも関わらず、結婚相談所は150cmと記載した」と話した。最終的に、趙亮は婚活が成功しなかった原因を、結婚相談所側に契約内容に違反した詐欺行為があったためだとして法院に費用1000元の返還を求めた。

中山市第一人民法院は、「趙亮は相手の身長が160cm以上であることを希望したとはいえ、契約書には彼の確認のサインがある。しかし、結婚相談所は“最低でも3名の条件に合う女性を紹介する”という契約を完全には履行しておらず、相応の違約責任を負うべきである。契約に記載されている“紹介する女性の数”が明確に定まっていないため、法院は結婚相談所に費用500元を返還することを命じ、それを超える趙亮の要求は棄却する」という一審判決を下した。


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