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中国の外資導入の規模は緩やかに増加しており、中国経済の構造には注目すべき変化が現れつつある。2014年にはサービス業の実行ベース外資導入額が同7.8%増加して、全国の同外資導入額全体の55.4%を占め、製造業の33.4%を22ポイント上回った。
同部の陳徳銘前部長は少数の外資系企業が中国を撤退した現象について、「経済グローバル化の下での資本の流動は本質的な特徴だ」と理解を示しつつ、「大規模な外資撤退ラッシュは出現していない。中国市場には今なお人を引きつける魅力がある」と述べた。
▽抱負を抱いた多国籍企業が中国市場を軽視できるか?
中国で仕事し生活して30年になる韓国・希傑集団中国エリアの朴根太総裁は、「私たちは中国への投資を継続的に拡大し、今後5年で中国での売上高を10倍に増やし、韓国の本社を追い抜きたいと考えている。これが長らく実現したいと考えてきた『チャイニーズドリーム』だ」と話す。
朴総裁は、「中国は世界2位のエコノミーであり、抱負を抱いた多国籍企業であれば中国市場を無視するわけにはいかない。中国政府は環境汚染と食品の安全性の問題をより重視するべきだ。人々は健康的な食生活にますます関心を抱くようになっており、より大きな投資の可能性があるし、投資への信頼感もより大きくなっている」と話す。