23日、北京市内を走る57系統路線バスに、全長18メートルの大型純電動バスが導入され、この日試運転が行われた。客を乗せての正式な運行は25日から始まる見通しだ。乗務員によると、このバスは現行のバスよりも座席が6つ多く、計38の座席を備え、最大乗車定員は143人となっている。新華社が伝えた。
このバスは動力に高性能水冷式永磁トルクタイミングプーリの駆動機を採用しており、動力性能は非常に高い。連続走行能力の面では国家電網基準の充電筐体を取り入れ、バスに迅速かつ直接充電できるだけでなく、電池も素早く交換することができる。電気が尽きた状態からフル充電に必要な時間は2時間足らずで、採用されているリン酸鉄リチウム電池は、一回の充電で市内100キロメートル以上を走破できる。
また、車体は巨大であるにもかかわらず、初動と加速時のエンジン音は殆どない上に、車内の空気はガソリン車よりも格段に綺麗であることが記者の試乗でわかった。(編集TM)
「人民網日本語版」2015年3月24日