電気自動車(EV)は地球にやさしいことから、知名度が高まり人々に受け入れられるようになった。しかし充電設備の不足、充電時間の長さ、航続距離の短さといった技術的問題により、評判とは裏腹になかなか買い手がつかなかった。特に充電時間が長すぎることから、多くの人はEVの購入を断念している。ラジオ番組・中国之声「新聞縦横」が伝えた。
河北省廊坊市の企業が開発した急速充電技術は、充電の難題を効果的に解消することができる。同技術を採用した急速充電スタンドは、10分の急速充電で70キロ以上、1時間の完全充電で350キロの航続距離を実現する。国家質量監督検験センターの検査によると、同技術の各指標は国家基準を満たし、一部は国家基準を上回っており、EV普及を力強く支えることが期待されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月11日