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ドイツ機墜落事故、原因は依然確定できず

人民網日本語版 2015年03月26日13:47

オランド仏大統領、メルケル独首相、スペインのラホイ首相はフランス時間25日午後、ドイツ機の墜落現場近くに臨時に設けられた救援指揮センターを訪れ、救援作業に携わるスタッフと面会した。人民網が伝えた。

その後、3カ国の首脳は記者会見を開き、事故機に搭乗していた全犠牲者と遺族に対して、深い哀悼の意を示した。

オランド大統領は、「フランス国民は、犠牲者の遺族の心に寄り添っている。フランスの調査担当者と専門家チームは全力を尽くし、事故の詳細調査、捜索、犠牲者の身元確認、遺族への遺体引き渡しと彼らの心のケアにあたる。2つのブラックボックスのうち2番目のものは、箱だけが見つかり中身はまだ見つかっていない。調査結果が明るみに出るまでにはまだ時間がかかりそうだ」とコメントした。

メルケル首相は、「フランス国民、特に事故現場付近の住民が、遺族の方々に非常に温かい心で接してくれていることに、とても感激している。全ての人々が、同じ悲しみの心を持って、ひとつに団結していることがひしひしと感じられた。このことについて、大きな感動と深い感謝の意を示したい。捜査チームが今後、最善を尽くして作業を進めてくれるよう、心から望んでいる」と述べた。

ラホイ首相も、事故原因の調査に協力し、犠牲者家族の心のケアにあたっている救援チームのスタッフに感謝の意を示し、「一致団結して全力を尽くし、調査の進展に協力したい」と話した。

仏航空事故調査当局は、事故調査に関する記者会見を開催した。調査責任者であるレミ・ジュティ局長は、「捜索活動は難航しているが、調査担当者が24日に回収した1番目のブラックボックスから、音声ファイルが残っている部分を取り出すことができた。しかし、現時点では、まだ事故原因をめぐる仮説や結論を出すことはできない。地上と機長との会話内容を分析するにはまだ数日かかる。さらに精確な情報を得るには、数カ月かかる可能性がある」と説明した。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年3月26日

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