ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスの旅客機9525便(A320型機)が24日にフランス・アルプスの山深い場所に墜落した事故の捜索活動が現在も進められている。実は62年前、エールフランスの航空機が同じ場所に墜落していた。人民網が台湾・中時電子報の報道を引用して報じた。
1953年9月1日、エールフランスのロッキード L-749 コンステレーション機が今回と同じアルプス山脈に墜落し、乗客33人と乗員9人の全員が死亡した。世界的バイオリニストのジャック・ティボーも同事故に巻き込まれた。
9525便の飛行中の操縦室の音声を記録したボイスレコーダーが既に発見されており、事故の原因などの解析が行われている。捜索員によると、機体は完全に壊れ、がれきと遺体があちこちに飛んでいるという。また、現場周辺の山の斜面は険しく、たどりつくのが難しいため、遺体の捜索にはかなりの時間がかかると見られている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月26日