「港囧」が間もなく公開されること以外に、最大の話題となったのは、予告編に趙薇が登場していることだ。高層ビルに吊るされたガラスのゴンドラに跪いている趙薇が、ピストルを持った監督に脅され、無理やり、「私に演じさせて!自分で演じたい!」と言わされている。役柄は明らかにされていないが、予告編は、最新作「港囧」で趙薇が演じる姿を見たいという観客の欲望を完全に刺激するものとなっている。2003年の「少林サッカー」以来、12年ぶりに出演するコメディで趙薇がどんな演技を見せるのか大いに期待させられる。
趙薇は2013年の初監督作「so young〜過ぎ去りし青春に捧ぐ〜」〜(原題:致我們終将逝去的青春)の大ヒットで、女性監督として中国語映画史上最高の興行収入記録を打ち立てた。本作では、中国映画界で興行収入記録を持つ徐崢監督と趙薇がタッグを組んでコメディに挑むことから、2人がどのような笑いの火花を散らすのかが、「港囧」の最大の見どころとなっている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月26日