張さんのようにハンドルネームを比較的固定する人の数は決して少なくない。調査の中で、ハンドルネームを殆ど変更しないと答えた人は68.9%、全く変更しないと答えた人は22.5%で、6.2%の人だけが頻繁に変更すると答えた。
中国人民大学商学部1年の張さんは、よく他人のハンドルネームに惹かれ、特別なものに対しては特に関心を持つと話す。調査の中で、個性的なハンドルネームを見た際に「そのユーザーに対する好感度に影響する」と答えた人は40.7%、「そのユーザーに特に注目するようになる」と答えた人は26.5%、「そのユーザーのページを開き、場合によっては友達申請する」と答えた人は25.0%、「耐え兼ねないハンドルネームに対して通報する」と答えた人は5.2%であった。一方で、32.9%の人は「とくに何もしない」と答えた。
また、ハンドルネームからその人の本質や品位が測れると答えた人は53.9%、興味関心や性格が分かると答えた人は50.8%、ユーザーの今の考えや気持ちが反映されていると答えた人は38.1%、願望を反映すると答えた人は7.9%、ユーザーの現実世界での身分と関係があると答えた人は18.4%であった。一方で、18.9%の人は適当にハンドルネームは付けており、何も意味は無いと答えた。
張さんはいつも身の回りの同級生のハンドルネームに注意する。彼女によれば、殆どの人がハンドルネームを適当に付けることはないという。「ハンドルネームが凝った人は、性格が比較的激しく、ハンドルネームが面白い人は生活の中でもとても明るい。何も意味を持たないハンドルネームの人もいるが、彼らは何に対しても適当なのである」と彼女は言う。
『インターネットユーザーアカウント名管理規定』が施行されてから、15.2%の人は以前のハンドルネームが規定に合わないために新しく作り直しており、84.8%は変更していないということが調査で分かった。(編集TM)
「人民網日本語版」2015年3月30日