中国広核集団(以下、同社)は3月、3基の原子炉(陽江原発2号機、寧徳原発3号機、紅沿河原発3号機)の発電に成功したのに続き、29日には紅沿河原発5号機の建設を開始した。同原子炉は、中央政府が昨年、沿岸部の原発建設を急ピッチで進めるよう指示を出して以来、初めて着工された原子炉となった。同社が建設中の原子炉数は14基に、設備容量は1662万kWに上る。広州日報が伝えた。
紅沿河原発5・6号機は中国独自の原子炉技術「ACPR1000」を採用する。同技術は第3世代原子炉の主な安全技術を備え、安全性と信頼性が高い。このほど着工された陽江原発5・6号機も同技術を採用している。これは同社の科学技術の自主革新、競争力強化の重要な節目となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年3月31日