国家国防科技工業局が18日に発表した情報によると、中国初のナトリウム冷却高速中性子炉「中国実験用高速中性子炉」が、12月15日午後5時に初めて100%の出力に達した。12月18日午後5時の時点で72時間の安定稼働を実現し、主な機能と安全性能の指標が設計上の条件を満たした。これは中国が高速中性子炉の設計・建造・試験・稼働のコア技術を全面的に把握したことを意味する。中国実験用高速中性子炉は中国の高速中性子炉の発展の一歩目で、原子力熱出力が65MW、実験中の発電出力が20MWに達する、世界でも数少ない発電機能を持つ実験用高速中性子炉だ。人民日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月19日