＜企画＞「猟狐2015」行動が始動　汚職事件の国外逃亡者が重点的対象 (3)

　（3）中国人民銀行（中央銀行）は公安部と共同で、オフショア会社や地下銀行を利用した不法取得資産の国外送金の取締り特別行動を展開。

　（4）中央組織部が公安部と共同で展開する特別行動は、指導幹部によるパスポートや香港・澳門（マカオ）通行証の規律違反の発行・所持状況について徹底的に調べ、処理したうえ、その審査許可・保管段階の責任者の責任を追及する。>>>詳細へ

【「猟狐2015」が「猟狐2014」と異なる点】

■　党員や国有企業の職務犯罪、汚職事件の容疑者が重点

　「猟狐2015」は「猟狐2014」の継続であると同時に、国際逃亡犯逮捕・不法取得資産没収の「天網行動」の一部でもあり、間違いなく一層多くの意義を持たせる。つまり逃亡した普通の経済犯罪容疑者を逮捕するだけでなく、今年の活動では党員や国有企業の職務犯罪、汚職事件の容疑者が重点となる。>>>詳細へ

■　帰国勧告を優先

　国外逃亡した容疑者の逃亡ルートは様々だ。実践の過程でわれわれは帰国勧告を優先的方法とすべきことに気づいた。容疑者自身が速やかに帰国して処罰を受ければ迅速でコストも節約できる。>>>詳細へ

■　「猟狐2015」では不法取得資産の没収について

　具体的には、どの事件でも不法取得資産没収を1つの取り組みとして配置する。国によって規定が異なり、証拠に対する要求も異なり、不法取得資産没収の方法も異なることから、熟知し、整理する過程も必要だ。>>>詳細へ