写真のシリアの女の子の目はまるで目前に銃があるかのように恐怖に満ちている。実際に彼女の目前にあるのは、ただのカメラだ。 |
「難民キャンプには帰る家のない多くの人がいる。しかも子どもたちからは彼らの経てきた不幸がより簡単に見て取れる。子どもたちは素直で、本当の気持ちを表すからだ」。
国連の統計によると、2011年3月のシリアの内乱勃発から2014年4月までに19万人がシリア内戦で死亡したが、その中には少なくとも8803人の児童が含まれ、その4分の1は10歳以下だという。
この顔を忘れず、戦争がもたらす苦痛を心に刻んでほしい。平和を守り、子どもたちにこれ以上恐怖を感じさせないように!(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月2日