古代書画のオークションが2日夜、北京であり、清代の乾隆帝(1711~1799年)の自筆「白塔山記」が1億100万元(約19億6千万円)で落札された。これは今年、世界の中国書画オークション市場で最も高い価格となる。
作品は乾隆帝が1773年、北京にある北海の白塔山(皇室の庭園)に登った後、書いたものである。5巻にわたり、頂上から見た風景などが記されている。現存する乾隆帝の作品の中でも、優れたものとみられている。
北京保利国際拍賣有限公司(ポーリーインターナショナルオークション)が秋季オークションを開いたもので、この落札価格は今年、大陸のオークション市場においても、1億元を超えた唯一の商品となった。
中国国際放送局日本語版 2014年12月4日