■ 入国拒否の理由
受け入れ先と連絡付かず入国拒否
天津に住む劉さん(男性)は、仕事でヨーロッパを訪問しようとした際、言葉が通じないなどの原因で受け入れ先の会社と連絡がつかず、「不法入国の疑い」と見られ入国を拒否された。天津の入国管理当局は、「中国人が海外を訪問し、受け入れ人がいないことや受け入れ会社と連絡がつかないことが原因で、入国を拒否されることは決して珍しくない。そのようなケースは、ヨーロッパや韓国、日本などで多発している」と説明する。
漢方薬を携帯で5年間入国禁止に
呉さん(男性)は、漢方薬である甘草の錠剤16本を持って米ロサンゼルスを訪問しようとしたところ、入国する際に没収されたうえ、手錠をかけられて10時間以上拘禁されたという。さらに、娘らと共にそのまま中国に送還され、税関から「5年間米国入国禁止」と告げられたという。
復路チケットがなくてそのまま送還
四川省成都市に住むある女性は、旅行ビザでシンガポールを訪問しようとしたところ、入国審査時に復路の航空チケット提示を求められた。そして、「まだ買っていない」と返答すると、当局から「旅行ではない」と疑われ、そのまま送還されたという。
イケメンすぎて入国拒否
あるアラブ首長国連邦の男性は、サウジアラビアを訪問しようとした際、税関から、「あなたはハンサムすぎで、魅了された現地の女性がとんでもない行動を起こすと困る」と伝えられ、入国を拒否されたという。同男性の画像を見たネットユーザーらは、「確かにイケメン」と「納得」している。
ピアスの穴開けすぎで入国拒否
ドイツのある男性は、体中に計453個のピアスの穴を開けていたため、ドバイを訪問しようとした際、入国を拒否されたという。現地市民は、「同男性は顔にもピアスの穴をたくさん開け、額にも角を付けていたため、直視できない外見になり入国を拒否されたのだろう」と見ている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月9日