▽コンビニ業界の競争
同関係者は、「加盟にはいろいろなやり方があり、企業は市場の発展に基づいて一連の調整を柔軟に行うが、加盟店モデルの主導権は本部にあり、店舗のオーナーに対する信頼感がなければならない。どのやり方をするにしても、企業が店舗を普及拡大させ、規模を拡張するための選択であることは同じだ」と話す。
北商商業研究院の分析によると、北京市場で規模の急速拡大をはかろうとするのは7-11だけではない。7-11はこれまでの経験に基づき店舗の立地と消費者の育成で他社には真似のできない強みを積み上げてきたが、ローソンとファミリーマートの相次ぐ進出で北京には世界のコンビニ大手が勢揃いし、創業からわずか4年の現地ブランド・全時も急速に陣地を拡大し、「5年で1万店」という計画をうち出す。物美のコンビニ子会社・物美便利店公司の董崗総経理(社長)も、「下半期に加盟店を募集する予定」と明かす。こうしたことから、コンビニ業界の競争が非常に激しいことがわかる。遠隔地にあってまだ着工していない商業用不動産プロジェクトの実施地点に出店を決めたコンビニさえあるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年4月14日