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気象衛星「風雲2号G」、軌道上引渡しにゴーサイン

人民網日本語版 2015年04月14日13:19

中国気象局が発表した情報によると、気象衛星「風雲2号G」の軌道上での試験がこのほど専門家委員会の審査に合格し、軌道上引渡しが可能になった。このことは、中国の静止気象衛星の観測作業の持続性・安定性を保障し、気象観測能力を高める上で重要な意義を持つ。光明日報が伝えた。

同衛星は「風雲2号」第3期衛星プロジェクトの2基目で、2014年12月31日に打ち上げられた。軌道試験大綱に基づき、同衛星および地上応用システムの全面的な試験が実施された。その試験データは信頼性が高く、効果的な結果が得られることが証明された。3ヶ月間の軌道上試験によって、衛星・地上システムの連結は良好で、安定的に稼働していることが分かった。また雲の画像の入手・生成、放送、データ収集、宇宙環境の観測といったすべての機能が実現された。

専門家委員会は、同衛星は4年間の使用寿命の軌道上試験を終えていないが、その他の各種機能・性能は使用条件を満たしており、全体的な性能で風雲2号Fに勝ると評価した。中国気象局の宇如聡副局長は、「風雲2号の軌道上の衛星には、D・E・F・Gの4種類がある。経済効果を十分に発揮し、気象・海洋・環境・林業などの部門により良くデータを提供し、衛星データ・資料の各分野での応用水準を高めなければならない」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年4月14日

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