中国工信部、李総理の「データ通信料引き下げ奨励」にコメント

国務院の李克強総理は、14日に開かれた経済情勢座談会において、「携帯電話のデータ通信料と通信速度」の問題に絡み、重要指示を出した。中国工業・情報化部（工信部）は15日、「今回の指示を非常に重視しており、各企業に対し、検討と実施を速やかに行うよう指示を出した」とコメントした。中国新聞網が伝えた。

工信部担当者は、次の通り話した。

ここ数年、「携帯のデータ通信料は高いのに、通信速度が遅い」状況は、社会や指導部から注目される話題性の高い問題となっている。工信部は長い間、関連部門・委員会と協力し、「ブロードバンド中国戦略」の徹底実施に取り組み、企業がネットワークやウェブサイトに対する投資を増加し、携帯のデータ通信料を引き下げるよう奨励してきた。工信部は今年、李総理の重要指示のさらなる徹底実施に向け、国民がさらなる優遇価格でよりスピードアップしたネットワークを利用できるように、ブロードバンド特別行動における「４Gネットワーク構築の加速」「通信速度の大幅引き上げ」などの重点業務推進を強化していく。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年4月16日