向霞光さん
「朝鮮日報」の北京駐在記者・安勇炫さんは、「農民の向さんが韓国の新聞に広告を掲載したということは、中国と韓国の関係が一層緊密になっているということ。日本と韓国の関係が悪化しているため、韓国の旅行者は旅行先として中国を選ぶようになっている。ただ、韓国の旅行者は中国の大都市や有名な観光スポットしか知らず、その他の地域のことはほとんど知らない。広告を掲載するというのは大歓迎」と語る。
寧郷県原泉塘郷響塘村の貧しい家庭に生まれた向さんは、小学校や工場などで働いた後、1990年代初めから村の会計や主任を歴任してきた。私情にとらわれない公平な人柄で知られ、国内外の重要な代表団を迎えた経験もあるほか、さまざまなルートを通して、現地のPRに努めてきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月17日