〇施工側:「電磁波による影響はテレビより小さい」
施工側の担当者は、次の通り紹介した。
中低速リニアの時速は、通常100キロを下回る。現在の設計プランによると、S1号線を走る車両の最高時速は80キロメートル、つまり、ノンストップで走行すれば、石門営と苹果園をわずか10分ほどで結ぶ。列車は走行時、軌道から約8ミリメートルから10メートルほど宙に浮くため、騒音を抑えられるというメリットがある。また、リニア線の建設費は、一般の地下鉄ラインの建設費に比べるとかなり安く、取り壊しや立ち退きのための費用を除けば、地下鉄建設費の半分以下に抑えられる。
また、中低速リニアの環境に対する負荷はかなり軽く、路線から10メートル以上離れた地点での電磁波の影響は、テレビや冷蔵庫などの一般家電より小さい。よって、沿線住民が有線テレビを視聴する際に、リニアの走行が影響を及ぼすことは有り得ない。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年4月21日