2015年6月3日  
 

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中国人棋士・張璇氏「日本は強者と伝統を崇める国」 (3)

人民網日本語版 2015年04月27日09:41

■強者と伝統が崇められる場所

――日本では、囲碁大会に参加しましたか?

当時、中日の棋院には、中国囲碁協会の棋士は日本で開催される大会には参加できないという不文律の規則がありました。しかし、これが棋士同士の交流の妨げにはなりませんでした。しかも、私のもともとの動機も単に外の世界に触れてみたいというものでした。

日本に滞在した4年間で、人に囲碁を教え、世界の他の国や地域に行って、囲碁の交流を行いました。日本での囲碁教師の収入は非常に高かったです。

――4年は短くないですが、この間にどんなことを感じましたか?

日本に行った後、逆に自分の舞台はやはり中国だという信念が強くなりました。実のところ、日本は非常に排他的な民族です。日本でお客さんとして滞在するのであれば、非常に歓迎を受けますが、日本の主流社会に溶け込もうとすると、非常に難しい。日本と米国は違います。米国は移民国家ですし、より包容性があり、開放的です。日本は単一民族である上、島国で、資源が乏しく、地震大国でもあるため、日本人は非常に強い危機感を抱いています。実際、日本人は大陸に対して非常に深い渇望を持っています…。

――日本に長く住んだことで、日本をどのように見ていますか?

日本人は、実際に触れてみないと、本質的なところは非常に理解しにくい民族です。日本は強者を崇める国柄です。あの頃、日本の女性棋士と非公式に試合を行いましたが、それに勝利すると、日本人の女性棋士からの尊敬を得ました。中国の囲碁が日本を超えた現在、日本人は中国の棋士たちのことをより尊敬しています。


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